坊やのブログ

大最近独立した31歳の坊や。上場企業HR→スタートアップ経営企画→独立。世の中について気になることを綴るブログ

大手からベンチャーに転職して思うこと

みなさん初めまして。坊やと申します。題の通りですが僕は新卒で入社した会社を2年ちょっと働いた後に退職しまして、社員数30名程度のベンチャー企業に転職をしました。この度半年が経過しましたので、大手とベンチャーの違いなど、これから転職や就職を考えている方のご参考になるような記事を書こうと思います。

「ビル群」

転職の理由

今の日本は過去最高級に転職を検討する20代のサラリーマンが多いです。前職では人事部で中途採用も担当していたので転職市場の盛り上がりを肌で感じていたのですが皆さんの転職理由には様々なものがありました。採用を使命としていた僕自身が転職することになっちゃった(笑)訳ですが、僕の理由はシンプルでした。 

 会社がつまらない。。。

ありきたりな理由ですが、一言で言うとそういうことです。入社後2年が経過して仕事も覚えて回せるようになり、落ち着くかと思いきや日々のストレスは増すばかりでした。月から金までただただ時間が過ぎていって、週末の飲み会へ、みたいな生活が続き、段々と仕事だけじゃなく自分の生活自体に嫌気がさして来ました。

「原因不明のエラーに頭がバグるプログラマー」[モデル:大川竜弥]自分の目標からの乖離

そんな生活が続き、そろそろやばいな〜なんて思っていて、ふとした時に何で仕事がつまらないのか考えた結果、

自分の仕事が自分のやりたいことじゃないから

ということに気づきました。そして入社を決めた大学生の頃には「会社の商品をもっと世界中に流通させられるようなグローバルに活躍できる人になりたい」という想いがあったことを思い出してハッとしました。

いざ入社してみると海外と国内で組織は明確に分断されており、新卒は全員国内の組織に配属され、さらに国内拠点の総務として全国にある拠点を回りながらキャリアを形成していくストーリーが用意されていることを知りました。海外とのやりとりどころか、事業に直接的に関わる機会さえないと感じました。それもこの先10年以上も。

そんなこんなで、もっと直接的に事業に関わっていける仕事がしたいと思い、規模の小さい会社に入ろうと決めた訳です。

自分に出来ることはあんまりない。だが、それでいい。

ベンチャーに転職して半年で思ったことです。人事から企画職(実質何でも屋)になり、企画、事業計画、貿易、調達、法務、などなどこれまで経験したことない領域の業務が次から次へと降って来ました。

いや、できねーよ!!

と思って社長やチームのメンバーの顔を伺うと当たり前の表情でさらに仕事を投げて来ます。そこにはこいつには出来ないかもしれないという疑いは全くなく、誰でもいいからやらなきゃ会社が死ぬんだということを理解しました。なので未経験だろうが何だろうが、だったら出来るようになればいいじゃん。ていうスタンスですね。前職では新卒は何も出来ないから計画的に業務を振り分けていくという感覚があったのでここが一番の文化的な違いだと思いました。

確かに彼/彼女に出来るかどうかに時間をかけて議論するよりもやらせてみてダメだったら変える方が合理的だと思います。細かいことを気にするよりもいかにして会社を前進させるかに脳みそを使うのですから当然といえば当然ですね。「上空の強い日差しと青空」

転職をお勧めするのはこんな人

そんなこんなで今でも何とか日々前向きに闘っている訳ですので、個人的には転職してすごく良かったと思います。近くに起業家がいることも刺激になっていますし、自分の次の目標のヒントをいつももらっている気がします。これもあくまで個人的な意見ですが、仮に目標が明確でなくても、今の組織に自分の目標はないと思ったら転職するべきです。もちろん、本当に目標となるものがないのか十分に考える必要はありますが。

大事なのは行動や欲求が自分ドリブンかどうか、だと思います。自分の欲求からあまりにも乖離した仕事であればいくら賢くても苦しいだけだです。反対に自分がやりたいことと繋がりを感じれる仕事であれば未経験だろうが関係なく前向きにゴリゴリ乗り越えていくことができると思います。

終わりに

ということでざっと半年間の振り返りを兼ねて書いてみましたがいかがでしょうか?個人的な見解ですので一概にはいえませんが、ご参考になれば幸いです。

これからは仕事に限らず広いテーマを取り上げていきますので宜しければ読者登録をお願いします!

ではでは。